伝統の技

制作工程

胴組み

胴体に手(腕)や足(もも)の芯になる針金を通し、その先端に手や足をつけます。針金の回りに綿を巻き付けて布でくるみ、腕やももの形を作ります。

着せつけ

胴組みした胴に衿や下着の部分を付け、袴をはかせます。殿は縫腋の袍、姫は唐衣などを着せ、最後に付属品(裾・石帯・魚帯・裳・懸帯)などを付けます。

振りつけ

手(腕)や足は針金が通されて真っ直ぐなので、「かいな折り」といって腕を折り曲げて、人形の形を決めます。これにより、美しい 雛人形の姿が決まる大切な作業です。

頭つけ

振りつけした胴体部に頭を取り付け、顔の向きを決めます。

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